こういうふうにできていた〜妊娠・出産・子育て日記〜

東京都内に住む、ふくまゆの妊娠・出産・子育ての記録です。第一子出産は里帰り。第二子妊娠中。社会人16年目、ワーママ。

【本】出産・育児ママのトリセツ

産後に読んだ本がいくつかあるので、

備忘録がてらぼちぼち書いていこうと思います。

 

 

まずはこちら。

 

出産・育児ママのトリセツ 〜「子どもができて妻が別人になりました」というあなたへ

 

 

 

私自身、産前は「いらいら」などの感情コントロールが、

ある意味「得意」な方だった。

 

 

というか、これまでほとんどイライラしなかった。

 

(イライラしてる時間や、自分のメンタルをすり減らすのがもったいないとも思ってたw)

 

 

 

産後、「ママがイライラする」「ママがこわくなった」

という話はたくさん聞いてたけど、

やっぱり私も少なからずイライラする状態になった。

 

 

私の場合、出産して2か月目がピークだったかな。 

里帰りが終わって旦那さんと娘と3人の生活が始まってからの1か月くらい。

 

 

 

そのときは、今までにあまりない気持ちに

 

「ついに来たか、ホルモンめ」

 

と、冷静になろうとしながらも、おさえがたいイライラに

ホルモンバランスが崩れているからなんだなというのが明らかにわかった。

 

 

 

 

今は4か月が経ち、

だいぶ冷静になれるようになったので、

この本もとても冷静に読めた。笑

 

 

 

 

旦那さんとは、とても仲良しです。

 

でも、この時期は小さな意見のぶつかりがありました。

いま思えばなんでそんなことと思えるような、ほんの小さなことで。

 

 

 

例えば、ずっと子供と向き合っていて、

たくさん試行錯誤して、ようやく良いと思ったやり方を

崩されて、ペースが乱れてイラっとしてしまったり。

 

 

 

私だけでなく、大変な仕事に加えて今まで数ヶ月里帰りで一人だったのに、

育児や家事が追加されて、新しい環境になった旦那さんも含め、

お互いに余裕がなく、言い方がキツめになってしまって、イライラしたり。

 

 

 

 

 

ママは、言葉の話せないこどもと二人で、

小さな命を守っているというプレッシャーがずっとかかっていて、ずっと気を抜く間がないという状況。

昼寝をしなよと言われてもすぐに起きるし、起きている時にはできない家事をやる必要があり、家事が終わってホッと一息つこうかと思った時には泣くし。

みたいな状況って、ママしか分からない。

 

 

パパはパパで、

プレッシャー半端ない大変な仕事を終えた後、帰ってきたらゆっくり癒されたいだろうに疲れたママのケアと育児参加、いわばダブルワーク。

これはこれで大変だし、その大変さはパパにしかわからない。

 

という感じで、

みんな大変で、それぞれの大変さなんてその人しかわからない。

 

 

 

振り返ってみると、

この時期大事だなと思うのは

「しっかり話し合うこと」

「あうんの呼吸的なものは求めず、要望や不快に思ったことは言葉で伝えること

 

 

 

シンプルですが、

「話す」ということ以上のことはない気がする。

 

 

 

この時期は、よかれと思って相手を気遣って何かをしたとしても、

実際、求めているのはそこじゃないのにな、

ということがたくさん発生する。

 

妻「育児で大変な中、必要だと思ってこれをやっておいたのに」

夫「楽になると思って、これをやってあげたのに」

みたいに思っても

それ自体がずれていたら、全く逆効果になってしまう。

 

 

 

うちはお互いけっこう気を遣うタイプなので、

これが多く発生したしこれからも発生するかも(笑)

 

 

 

だから、「気持ちを読む」のはやめて、

たくさん本音で話して、

どうすればいいかを都度決めていくのが大事だなと。

 

 

 

この本は、

ママがなぜこういうイライラの状態になるのか

というのを面白く表現しており、読みやすい。

 

 

まじめに受け取りすぎずに(トリセツ=こうしなければいけないというわけではないので)パパママ一緒に「やっぱこうだよね〜」「こういうことだったんだね〜」「あるある〜」とか笑いながら読むと、とても良い本だと思う。

 

 

 

妊娠中〜もうすぐ1歳というところまであり、

 

私は妊娠中に体調のトラブルや、気持ちの上下がわりと少なかったので

おそらくそのときに読んでもピンと来なかったかもですが、

産後その状況を体験し、読めて納得できるところが多くて、

読んで良かったなと思う。

 

出産・育児ママのトリセツ 〜「子どもができて妻が別人になりました」というあなたへ