【本】私、子ども欲しいかもしれない。犬山紙子
この本、とても面白かった。
けっこうリアルなところが詰まっていた。
著者の犬山さんが色々な立場の女性(未婚、既婚、ママ、同性愛者、子育て終わった人等々)にインタビューして、考えを聞くという内容。
犬山さん自身やそれぞれの女性が話している内容は、うんうんと頷けるものも多いし、共感することも多いし、ほうほうと思うこともすごいなーって思うことも。
結婚する前は、結婚どうしよう
結婚してからは、子どもどうしよう
妊娠したら、仕事どうしよう
出産したら、保育園どうしよう
保育園決まったら、仕事と両立できるかな
子育てしはじめたら、こんな感じで大丈夫かな
一人目育ってきたら、二人目どうしよう
などなど…
常々、悩みは尽きないな。
母になっても私は私でいいのだなと、改めて思ったし、
とりあえず何でもやってから決めよって思うし、
決断したことには間違いはないし、
やっていく上で違うなと思ったら軌道修正すればいいし。
犬山さんがインタビューした、既に子育て終了している先輩に
老後はこどもたちとどんな関係でいたいかという質問をしたところ
「特に一緒にいたいとは思わないかな。孫も思わない。やっぱり、横で見ながら一緒に生きていたい感じ。」だって。
私も娘はもちろん大好きなのだけど、
盲目にはなってなくて、
どこかわりと冷静というか俯瞰してみれているような気がする。
一人の人間として、成長に寄与したいというか。
そういう感じなのでこの言葉は深いな〜って思ったし、
それでいいんだなって思った。
ちなみに犬山さん自身の、妊娠中の日記も笑えたよ。