【本】 赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。
1年少し前に出た本ですが、読んでみました。読んで、良かったです。
著書の境さん(境さんのHPはこちら)は、育児や赤ちゃんのプロでもなく、
コピーライター、メディアコンサルタント。
この記事が話題となり、
これをきっかけに育児・保育関連の情報をあつめ、
この本を書かれたとのこと。
日本と海外の赤ちゃんや育児への考え方の違い
日本でいま大事なこと
保育に関する様々な事例、等々
事例は特に、私自身がまだ把握していない世界がたくさんありました。
備忘録がてら、メモ。
・自主保育
親同士協力しあって保育をする状態
・共同保育
保育は保育者が受け持ち、保育所の運営は保護者と保育者が一緒に行う状態
・赤ちゃん先生プロジェクト
赤ちゃんを社会の潤滑油にし、様々なプロジェクトを行うNPO法人。
・asobi基地
保育園ではできないことを、子ども主体でやりたいことをさせる活動。
のびのび遊ばせ、のびのび育てる。
・ママピックス(web)
こどもを持ちながら働いている複数の母親たつが思うことを書いているサイト。
・アズママ
子育てシェアのサービス。ママサポーターとママをつなぐ。
・映画「うまれる」
いくつかの家族のドキュメンタリー映画。
大手配給会社がついておらず、現在も自主上映形式で上映が続いている。
続編もあります。これ観たい。
読んで行く中で共通していたのは、
赤ちゃんを通じて、つながりがうまれる。
つながりがこの社会の中で薄れてきているから、
このつながりを作ろうと様々な活動がうまれている。
このつながりが「赤ちゃんに優しい国」になるのだと。
妊娠して、今までわからなかったことが、感じなかったことを
たくさん感じるようになりました。
うまれたら、また広がるんだろうな。