こういうふうにできていた〜妊娠・出産・子育て日記〜

東京都内に住む、ふくまゆの妊娠・出産・子育ての記録です。第一子出産は里帰り。第二子妊娠中。社会人16年目、ワーママ。

産前・産後支援ヘルパー(目黒区)を利用してみた

先日、目黒区の産前・産後ヘルパー派遣制度を利用してみました。

 

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区の助産師訪問の際に、

「利用してみるといいですよ〜無料分もありますし!」と案内してもらって存在を知ったものです。

(これも母子手帳をもらったときに資料としてはもらっていたが、大量のプリント類に埋もれていた。)

利用しようか迷う、ご存知ない方のためにもどんな感じだったか感想を残しておきます。

 

 

■私が利用した目的

今のところ、家事も育児も困っているわけではないけれど、

例えば体調を崩したときや、家族のサポートが得られないとき、

仕事を再開してからどうしても大変なときなどに助け舟を出せる先の選択肢をもっておきたかったから。というのが第一。

あとは、区の制度などで利用できるものは、とりあえず活用してみよう!と思い。

 

 

■利用可能期間

出産予定日1ヶ月前から、生後3ヶ月になる日まで利用可能。

申し込んだ際、娘は既に生後2ヶ月だったので、期間はあと数週間内。

 

 

■費用について

上記期間内で、合計30時間まで利用ができ、費用は、1時間500円。

1日3時間以内、最初の6時間分は無料で利用ができる。

(なので、無料分だけ利用するのも可。私はひとまず無料分だけ利用しました)

 

もし、有料分を利用したら、請求書が送られてきて振り込むという形式。

 

 

■どんな人が派遣されてくる?

公益社団法人 目黒区シルバー人材センター」に登録している、60歳以上の元気なおばさま(おばあちゃん)。

なので、どちらかというと「育児のプロ」「家事手伝いのプロ」というよりも「家事好き・世話好き・赤ちゃん好きな、元気なおばさま」という方がいらっしゃいます。(その方の経験・スキルにもよると思うのでプロもいるかもですが)

 私のところにも、娘さんが私と同い年、孫も数名いる、という60代半ばくらいのおばさまがいらっしゃいました。他のパートもやっていて、パワフル。

 

■手順

申請書を郵送(もしくは所定の場所に持参)

(こういうのがネットで申込ができないのがアナログだなと思う)

②シルバー人材センターのコーディネーターから電話がかかってきて、受けたいサポート・日程希望等を伝え、適切な方をアレンジしてくれる

コーディネーター家庭訪問で内容の確認

④ヘルパーが派遣される

※私は残りの日が少なかったので、電話で詳細打ち合わせ、③家庭訪問+④ヘルパーさんは当日一緒にきて説明を受けましたので手順が少なくすみました。なので、申し込み〜派遣まで1週間ちょっとくらいでした。

 

■ヘルパーにお願いできること

※抜粋

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ベビーシッターとは違って、こどもと留守便してもらって、ママはどこかへ行くとかはできません。あくまで、「母と赤ちゃんのサポート制度」なので、家の中に一緒にいて何かを手伝ってもらうという内容。

 

■実際に私がお願いしたこと

プロではない人に、娘に何かをやってもらうのは少し抵抗があったので、家事の方を。

普段は、時短料理(肉、魚焼くだけ〜とか)が多いので、少し作るのに時間がかかる(面倒な)食事の下ごしらえをお願いしました。

考えて、思いついたのが、ハンバーグ・餃子など。

 

このサポートの範囲では味付け・完成まではやっていただけないので、下ごしらえ=タマネギやキャベツなど野菜のみじん切り、千切り等々をやっていただきました。

これだけでもだいぶ助かった!

子どもがいると、泣いてだっこしてと、料理が途中でとまることはしばしば。

家事(掃除、料理)、お風呂、授乳などで一日があっという間に過ぎ去る。

 

ハンバーグは、味付け・丸める・煮込むというところだけ自分でやったのでさくっと完成♪

餃子は大量に作って冷凍しておいたので、何もないときに食べようと思います。

 

掃除(1部屋のみ可、水回りの掃除などはサポート範囲外)や、洗濯(洗濯のとりこみ、たたむなど)をお願いする人も多いとのことでしたが、私は料理のサポートが一番ありがたかったので、こちらをお願いしました。

 

 

■このサポート期間終了後はお願いできる?

「子育ておうえん隊」「家事おたすけ隊」として目黒区シルバー人材センターが事業を

やっているので、継続依頼可能。

ただし、区のサポート期間は終了するので、価格は「1時間1000円+事務手数料」となる。(それでも家事代行サービスを雇うより三分の一〜半額くらいの価格で利用ができるのでお得な価格かと)

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■利用してみての感想

【良かったこと、メリット】

・育児が大変な中で、少しでも家事をサポートしてくれるのはやっぱりありがたい(家事が負担だと思っていなくても)

・サポートできてくれている時間は、赤ちゃんの世話に集中できる。普段できなかったことができる(私は、この時間にできていなかった片付けや写真の整理等をしました)

・赤ちゃんと二人きりになりがちな中、母親世代の人が話し相手になる。この地区に昔から住んでいる人だったら地域の情報にも詳しく、新しい発見があったりもする。

・60歳以上の元気なおばさま(おばあちゃん)に仕事が与えられている、ということ。(時給も悪くないみたいだし)定年退職後の60代は、まだまだ元気、そしてパワフル。社会的にも良いなと。

 

【気になること、デメリット】

・郵送で申し込み、などアナログなところや、「コーディネーターが訪問してから、後日派遣スタート」など開始までのステップが少し長めなところは気になります。

(ただし、早めにしてほしいなど希望を伝えれば私のように訪問・派遣日を同じ日にできたりするので融通は効いたので相談してみるといい。)

・派遣されてくる人のスキルレベルは、やっぱり普通の家事好きなおばさん。お願いしたいことは時間内にはすべてできなかった。(これは私の方が早いとか思ってしまうこともw)この人は合わないな、スキル低いなと思うならば、変更してもいいと思います。数時間共に過ごすし。

 

 

 

他人を絶対家にあげたくない!等という気持ちがある人は難しいかもですが、ずっと近くで見ているし、サポート内容は選べるので実際やってみると不安な要素はあまりないです。

区の制度、利用できるものはしちゃった方が良いと思います。

住民税たくさん払っているし。笑

 

 

個人的には今後(サポート期間終了後)お願いするかというと、

2時間2000円なら、その分美味しいお惣菜やスイーツ買うかな〜とか思ってしまうので、継続利用しないと思うけど、どうしても助け舟を出したいとき、利用したいと思ったときの選択肢ができたことは良かったなと思いました。

 

 

これは目黒区の制度ですが、その他の区でもそれぞれ同じようなサポート制度あるようなので、ぜひ調べてみると良いと思います。

 

www.city.meguro.tokyo.jp