私が感じた激戦区における保活のポイント
最近妊婦の友人・同僚に会うことが立て続けにあり、
保活についても聞かれることが多かったので、私の保活で感じたポイントを、忘れないうちにメモしておこうと思います。(娘がお昼寝の間にw)
東京の激戦区(目黒区、世田谷区等)においてと、それ以外で動き方が違うと思うし、年代によっても激戦かどうかが違うと思うので、あくまで私(目黒区在住、2017年預け)の場合です。
激戦区におけるポイント
・認可保育園の情報は、まずは区役所にいって聞く+ママ友に聞く
最初、私は認可のシステムなんて全く知らなくて(どのように決まるのか、点数って?、加点システム、保育料・・等)、HPにのっている分厚い説明資料をみてもよくわからないことが多かったです。
区役所にいけば基本情報を詳しく教えてくれるので、まずは区役所にいって聞くこと。それと詳しいママ友や既に直近で保活をした同じ区に住む先輩ママに聞くとまたポイントがわかってくる。
・入りやすいイメージだった「0歳4月」で認可に入れるのも結構厳しいと考えておく
夫婦共働き加点なし(育休あけ復帰想定)で認可に入れる確率は約1/2でした
※もちろん年や区によって異なりますが、目黒区は2017年4月入園1次の実績で40点542名中、269名内定という実績なので約半分の方は落ちています。どうにかなるだろうとどこかで考えてしまいがちなのですが、けっこう厳しい数値です。
・「1歳4月」で既に加点ありの場合は認可に入りやすい
「1歳4月」の+2点の加点あり(既に認証や認可外に預けている等の場合)の際は、375名中340名が内定しているため、比較的入りやすいと考えられる。
・最初から認証・認可外狙いで動く
半分の確率にかけるのは危険なので、希望の認可に入れる確率は低いと想定し、認証・認可外狙いで動く。
・認証・認可外は、とにかく早く動くこと
6月うまれ、夏から保活開始した私は、既に時遅し(応募や見学すらできない)な園が多数ありました。できることなら4月から、妊娠中の段階で動きはじめるのがベスト。※ただし園によってそれぞれタイミングもあるのでここをチェックする(後述)
・認証・認可外はそれぞれ応募タイミング・優先することが異なるので随時チェック
先着順で決める園、説明会参加必須でその後面談で決める園、新設園で突然応募が始まる園、転勤などで枠があいて突然募集が始まる園等々・・、認証・無認可はそれぞれ応募のタイミングが異なります。早く連絡しすぎて説明会は実施していないといわれても、行きたい園ならばすぐにあきらめず、定期的にHPをチェックしたり、電話してみるということも大事。
私の反省点は「こどもを預けるところだからしっかり見てから応募したい」という気持ちがあり、基本説明会や見学会を経てから応募しており、これ自体は至極全うなことなのですが「先着順で決める園」ではその園の見学会開催を待っている間にも応募がどんどん増えるため、決まる確率がどんどん低くなります。
ただ、この「園が何を優先して決めるか」というのは、聞いてみないとわからないので、園に直接電話で聞いてみるか、詳しいママ友や先輩ママに聞いてみる。「説明会日程はまだ決まっていませんが応募は随時受け付けています」という園は、ひとまず応募しておいたほうが安心。
・認証・認可外では、できる限り可能性は広げておく
近い園のみにしぼると数が限られる場合があるので、通える範囲で認証・無認可はできるだけ多くみて、応募する。余裕があったり通えるのであれば隣の区もみる。
また、会社からの補助があったり、家計的に費用面がある程度出せる場合は、良いサービスを提供してくれる少し保育料が高い認可外(プレスクール含)も見ておく。そこが良すぎて次年度、認可に応募しないという方もいると思います。
・保活を一人で抱え込まず、旦那さんにも適宜情報共有し理解してもらう
妊娠中のおなかの大きなときや、慣れない育児の中で、今まで知らない世界で、かつ決まるかどうかがわからない先が見えづらい保活をやるのは、けっこうハードです。旦那さんにはこの大変さを理解してもらうために、週末会議で状況を共有したり、可能であれば日程があえば保育園の説明会に一緒に参加してもらう等するのが良いと思います。私は先が見えない活動で気持ちが疲れることもあり、旦那さんが理解してくれたのでとても救われました。
・認証・認可外を探す方法
以下に公式にまとまっています。ただ、新設園等見逃す場合もあるしこのリストすべてにあたるのは難しいので、ママ友の情報はやはり重要。
▼認証保育園一覧
▼認可外(無認可)保育施設一覧
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/ninkagai/index.html
▼日経DUAL保育園検索(認可・認証)
最近だと日経DUALの網羅性が高まってきた印象ですが、現在は認可外は検索できないようなので認可と認証の情報を探すときかな。
・参考にした書籍
そもそも保活とは、保育園と幼稚園の違い、認可保育園・小規模保育園・認定こども園等の違い・・・・等、わからないことが多かったので、1冊この本を買って読みました。基本的な事項がわかり、すっきり。ただ、住んでいる地域によって細かいルールは異なるので、あくまで大枠の概念の理解のため。
この本は漫画だったので読みやすかったです。
・最終的には、ママ友の情報が大事
ママ友作るのが面倒という方もいると思いますが、ママ友からの情報が一番の生の情報源です。以下の2種類のママ友がいると心強く、
①一緒に保活中ママ友
→自分が把握していない園の情報が知れる(園を知る、園の説明会等の情報を知るなど)
→一緒に大変さを共有しあえるw(大事)
②復帰済(保活を一旦終えている)ママ友
→保活全般について聞ける
→通っている園の見学会等ではわからない、生の情報が聞ける
→その園に入りたい場合は紹介で園によっては内定確度があがることも
実際私もそうでした。
仲が良い近所のママ友(上記でいう①)の紹介で、既に認可外に通っている方(上記でいう②)とつながり仲良くなり、その方の保育園でのお子さんの実際の様子や園の雰囲気などを聞いたりして、いいなと思って応募しようと決めました。
・認可は受かる可能性が低くても、産休・育休中に見学と優先順位づけだけはしておく
仕事が始まると保活に割ける時間はほとんどなくなるので、大変だけど時間はある産休・育休中に通いたいと思う認可保育園は見学しておいた方が良いと思います。
見学会があればベストですが、随時やっている園、やっていない園等ばらつきあるので、私は認可の園が毎日行っている「身体測定」の機会を利用して、園内に入って雰囲気を見に行ったりしました。
見学したからといって内定確度が高まるものでもないので、私はママ友さんとお散歩がてら一緒に身体測定に行ったりしていました。娘の身長体重計れて園内の雰囲気もみれて一石二鳥。
・目黒区の保育園情報リンク
保育園情報トップ
保育園応募に関する資料
今年度の実績数値
あとは、意外と区議会議員の方が情報発信されているケースもあります。私はこちらで説明会の情報を入手しましたw
例:たぞえさんのブログ
たぞえとめぐろ|目黒区議会議員 たぞえ麻友公式サイト » Blog Archive » H29.4新設園は残念な結果に。H29.9、H30.4新設園情報が出ました!
・・・・こんな感じでしょうか。
私ももうすぐ保育園生活が始まります!
楽しみ&どきどき!
関連記事
最近の離乳食進捗(生後9ヶ月〜生後10ヶ月なりたて)
離乳食の進捗を備忘録がてらまとめておきます。
前回は2ヶ月前の記事なので、
この頃とくらべるとだいぶ形があるものになってきたなあという印象。
最近は、おかゆから軟飯になったり
おやきを作ってみて、手づかみ食べの練習をしたり
ひき肉を食べてみたり
角切りのサツマイモで手づかみ食べの練習をしたり
卵(卵黄+卵白)を少しずつふやしていったり
納豆が食べられるようになったり
少しずつ大人のごはんに近い形へと変化しつつある。
最近の娘の傾向
・毎回残さず全部食べてくれることがほとんど(ありがとう涙)
・卒乳直後くらいは食中に泣くことが多かったけど、最近は泣かない
お粥から軟飯に変えてから泣かないのでお粥のべとべとが嫌だったのかも
そのかわり食べ終わってから泣くこともある。足りない、もっとほしいと言っているみたい。足りなくて泣き止まないときは、ミルクを60ml程あげている。
・特に好き:イチゴ(身体を上下ゆらして喜ぶ)、みかん、野菜の中ではにんじん
・苦手:今のところあまりない。以前は、ボソボソするもの(舌に残っておえってする)、サラサラスープ(口から出る)だったけど、おえってすることがほぼなくなった。苦手そうだった納豆も冷凍して粘り気を少し減らしたら食べられるようになった。強いて言うなら、手づかみ食べがまだうまくなく、一口入れすぎたりするのでこの量の調整はまだうまくできない。
・サラサラしたスープはまだ口からだーって出る。とろみつけるかお粥とまぜるなどしないとサラサラはまだ難しい
・ストローで飲めるようになった。これも卒乳したらいきなり飲めるようになった
・哺乳瓶もしばらく拒否していたけど卒乳して2週間後に飲んでくれるようになった
・簡易アレルギー検査で卵白陽性でたけど、今のところ微量なこともあり異常はない、少しずつふやしていく
・会社の社員総会に参加するために、用意頂いた託児スペースで3時間預けて、こちらが用意したBF(和光堂の弁当)と切った苺を食べさせてもらった。問題なく完食。保育士さんが「ちょっと足りないくらいでしたよ」とのこと。よく食べてくれてありがたい。
そのときの保育士さんからのメモ
これまで食べたもの
赤字がNEW
(ただ最近色々食べさせているから抜け漏れあるかもw)
■主食
お米(10倍粥、7倍粥、5倍粥、4倍粥、軟飯(米:水=1:3))
うどん(塩分抜きのもの、生麺・乾麺)
そうめん(塩分抜きのもの、乾麺)
パン(HB手作りパン、米粉・小麦粉)
BFでマカロニ
■野菜
ニンジン
ジャガイモ
たまねぎ
カブ
小松菜
ほうれん草
レタス
スナップえんどう
サツマイモ
コーン
キャベツ
白菜
カボチャ
大根
カリフラワー
里芋
トマト
ねぎ
新たまねぎ
ペコロス(小タマネギ)
菜の花
タケノコ
■タンパク質
・魚
しらす干し
鯛
ヒラメ
ツナ(マグロ)
サワラ
カンパチ
金目鯛
鮭
備長マグロ
・肉
鶏のササミ
鶏ひき肉
BFで鶏レバー
・他
豆腐
豆乳
きな粉
納豆
麩
卵黄
卵白(まだ微量)
■果物
りんご
バナナ
イチゴ
柑橘類(みかん、デコポン、オロブロンコ、オレンジ)
キウイ(キウイはアレルギーある可能性があるのでしばらく食べさせるのをやめる)
■海藻系
あおさ
青のり
■味つけ、出汁
和風出汁(昆布・鰹節)
野菜出汁(じゃがいも・にんじん・たまねぎ・キャベツ等の出汁)
市販の出汁パック(塩分いりのものも)
和光堂の味つけシリーズ(和風だしのもと、お味噌汁のもと、ホワイトソースのもと)
■市販品、BF
外出時や一品足したいときに、BFを色々試してみた!
・パルシステム うらごし野菜シリーズ
・ofukuro
・Baby Orgente →こちらはオーガニックなBFで頂き物。私も味見してみたらすごく味や風味が美味しかった。他のBFは独特なにおいというか風味?があるけど、これはそれを感じなかった。(良いお値段するけど・・!)
■飲み物
ベビー麦茶
ベビーほうじ茶
■その他
BFでしいたけ
ヨーグルト(パルシステムこくせんプレーンヨーグルト)
粉ミルクの活用(すこやかM1、雪印ぴゅあ等)
→たまにスープや野菜に混ぜたり、パンづくりに活用中
お菓子類(かぼちゃ卵黄ボーロ、おせんべい)
最近の自分(母)の作り方の傾向
・ミキサー使うことがなくなった、包丁でみじん切りか角切り
・引き続き冷凍ストックして活用することが多い、本当はその時々で作りたいけど毎回は無理なので!平日は娘が寝た後や、週末に一気に作って冷凍することが多い
・魚等を茹でた汁は大人の味噌汁に活用したりしている
・手づかみ食べ練習メニューをふやしたいけどなかなか気分がのらないこともw
余裕があるときはおやきを作り、簡単にしたいときは茹でた野菜かパルシステムの冷凍スティックサツマイモを角切りにしている。このサツマイモ便利。
直近で試したいものメモ
軟飯からごはんへ
豚肉・牛肉(ひき肉から)
キノコ類
チーズ類
コーンフレーク
卵白も入った卵ボーロ
薄味にしつつも、味付けバリエーションをふやしてみる
手づかみ食べバリエーションふやす
などかな!
手づかみ食べ、うまく掴めず泣くこともあるし、口にいれすぎて詰まりそうでこわいし、やりたいときとやりたくないときのムラがあるし、でも焦らず一口大からゆっくりやって行こうと思う。
同じ月齢で「手づかみ食べしかしなくてスプーンいやがる」って子がいて、ちょっと焦りそうになったけど、この記事がすごく心強かった。
焦らなくていいな、うちはうちのペースでやっていこう、大きいものを無理してあげなくてもいいんだなって思えた。
こちらでもお勉強中。。
▼基本に立ち返るときに。
▼レシピ云々というより、食育観点から
先日、保育園の入園式の際に離乳食の試食をさせてもらったのだけど、とっても美味しかった。もちろん薄味なのだけど、調理担当の方のお話が印象的で、
こどもだからといって赤ちゃん食は作りません。季節のものを取り入れ、色々な味に触れてもらいたい。苦いお野菜も甘いものもあわせると食べてくれたりします。このごはんがあるから保育園に行くのが楽しみと思ってもらえるよう頑張ります。硬さとか大きさとか、これ食べれましたよ等を情報共有しあって二人三脚でお子さんと接していきましょう!
のような内容。(言い回しはちょっと違うと思うけど)
とっても心強い。
自分でごはんを作っていると同じようなメニューになってしまったり、これでいいのかと思うこともあるけど、保育園ってそういう意味でもありがたい存在だなと。
保育園のメニュー見ただけでも、プロの栄養士調理担当が作っているから勉強になるし。
以上、最近の離乳食状況めもでした♪
引き続き楽しもうー!
本:祖父母手帳
「母子手帳」ではなく「祖父母手帳」。
コンセプトが面白いと思って購入。
祖父母世代と親世代の違いが妊娠編・育児編で小児科専門医によってかかれているもの。
読んだ所感としては、妊娠中に読みたかった!
少なくとも生後1〜2ヶ月以内くらいまでに読みたかった!
祖父母云々以前に、妊娠・育児におけるよくある疑問や、基本的な知識が書かれている。
育児についても、ミルク&母乳、離乳食のはじめどき、抱きぐぜ...etcのように、割と初期段階のことが中心で、生後10ヶ月の娘がいる私が参考になったのは、病気やホームケアの一部、特別編にあった3歳までの発達の目安の図、月齢別の遊び、安全対策等が主だった。
幸いうちの両親、義両親ともにとても理解があり、周りの友人から話を聞いてくれていたりもして色々と最近の事情も知っていて、過去のことを押し付けたり知らない間に不快なことをされたことがない。
そしてその都度私自身も、
「妊娠中・授乳中はできる限りカフェインは控えているので」
「おっぱいに影響するから生クリームやカレー等の香辛料の強めのものはなるべく避けたい」
等々、伝えてお願いすれば受け入れてくれるありがたい環境。
子育てをした大先輩として参考になることが山ほどあり、心強い。
そんな良い環境でも、話題の中には、
「お風呂上がりの白湯あげなくていいの?」とか
「絶対母乳が良いよ」とか
(私は完母だったので良かったけど)
「昔は保湿はベビーパウダーだった」とか
「抱きぐせ」とか、
「昔はこうだった」というのは話にあがりました。
これって、育児に限らず、仕事や日々の生活の中でも、何でもそうだけど
「過去はこうだった」って世代が変われば必ずそういう話になる。
時代はどんどん変わってるので、親世代の私達も「昔はこうだったけど、今はこういう理由やこういう研究があって、こうなったんだ」みたいにしっかり理解をし、祖父母にも知ってもらう努力をしなきゃいけないと思う。
一緒に住んでいたり、会う頻度が高い場合や、
ご理解が薄く「勝手に口移しでこどもにごはんをあげてしまって困る」みたいなご両親の場合は、しっかりこちらから「やってほしいこと・やめてほしいこと・その理由」をちゃんと説明をして理解してもらうか、
言いづらい場合はこういう本に頼って一緒に読んだりプレゼントするのも良いかもしれないなと。
そしていつの日か自分がおばあちゃんになったときには、
そのときの育児トレンドを娘よりも先んじて知っておきたいとも思った。